日本史から見た日本人〈古代編〉/「日本らしさ」の源流

渡部 昇一【著】

  • [B6 判] NDC分類:210.3 販売価:\1,680(税込) (本体価:\1,600)
  • 1章 神話に見る「日本らしさ」の原点―古代から現代まで、わが国に脈々と受け継がれたもの(日本文化―その独自性の淵源;実証万能主義・戦後史学の陥穽;「日本の神」と「ゲルマンの神」の同質性;「神道」は、果たして「低級宗級」か;日本的アイデンティティの出発点;「伝統への敬意」こそ民主主義の精神)
  • 2章 上代―「日本らしさ」現出の時代―“異質の文化”を排除しない伝統は、この時代に確立をした(「和歌」の前に平等な日本人;聖徳太子に見る「日本らしさ」;用明天皇が果たした歴史的役割;「カミ」と「ホトケ」の共存共栄;日本的律令制度の展開;記紀・万葉と漢文学の関係)
  • 3章 平安朝―女性文化の確立―日本における「成熟社会」の典型は、ここにある(和歌に見る文化的洗練の達成;遣唐使廃止―内的成熟の涵養;平安仏教―オカルテズムの定着)
  • 4章 鎌倉期―男性原理の成立―この時代、日本社会は「柔から剛」へと激変した(武家文化の本質とは何か;主権在民を確立した北条泰時;男性社会における「女の道」;禅宗が広めた自助・自立の精神;知識がはじめて価値を持ったとき)

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