理想的日本人―「日本文明」の礎を築いた12人

渡部昇一の理想的日本人―「日本文明」の礎を築いた12人
  • ISBN:4569636454
  • 222p 19cm(B6)
  • PHP研究所 (2004-08-23出版)

渡部 昇一(著)

  • [B6 判] NDC分類:281 販売価:\1,470(税込) (本体価:\1,400)

日本文明を作り上げた人物の真髄とは?

世界の中で真に独特なる「日本文明」のかたちを作り上げた人物とは? 文明的意義に焦点をあて、素晴しき日本人の姿を描き出す珠玉の書。

日本人は、日本をいかなる国にしたいと望んできたのか? この独創的な日本文明を形作ったのは、いかなる人々なのか? 12人の代表的人物から、日本の歴史の本質に迫る、「渡部日本史」の傑作。

歴史がおもしろくないのは人物がよく扱われていないからだ、歴史は人物の連鎖に他ならない、と著者は説く。どのような人物が、日本の歴史にいかなる意義を果たしたか。そしてそれによって、日本文明の独自性がいかに形作られてきたのか。そこに著者一流の歴史眼で切り込み、あざやかな歴史の「印象画」を描きあげる。まさに人物伝から文明の本質に迫る「おもしろくてためになる」決定的論考である。

そのような「理想的日本人」として選ばれたのは、聖徳太子、紫式部、西行、源頼朝、織田信長、徳川家康、松尾芭蕉、大久保利通、伊藤博文、松下幸之助、野間清治、岸信介。それぞれの人物のどこに着目するか! 日本人として知っておきたい、まさに国民必読の一冊である。

  • 第1章 聖徳太子――日本文明の核 
  • 第2章 紫式部――日本文明の独自性を象徴する文学 
  • 第3章 西行――日本の自然風景と宗教 
  • 第4章 源 頼朝――「幕府」という制度の創始者 
  • 第5章 織田信長――日本的中世の終焉 
  • 第6章 徳川家康――「武士による平和」の確立者 
  • 第7章 松尾芭蕉――本地垂迹的精神の結晶 
  • 第8章 大久保利通――近代日本の創建 
  • 第9章 伊藤博文――明治国家の完成 
  • 第10章 松下幸之助と野間清治――「心学」的思想の精華 
  • 第11章 岸 信介――戦後体制の構築

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